アウトドア、ガイドツアー、野外教育に携わるプロフェッショナル達が、現場で使えるスキルをアップデートするために。
これからアウトドアに携わっていきたい人のために。
ここ南信州に確かなアウトドアシーンと人材が育つことを目指して、専門的なコースを定期的に開催します。
Leave No Traceとは:
Leave No Traceとは、自然を利用するすべての人が、環境に対する責任をもち、楽しく利用するための環境倫理プログラムです。すべてのテクニックが、7つのが原則を基にしており、誰にでもわかりやすく、楽しく実践することができます。
キャンパー、登山者、カヤッカーなど、自然を利用するすべての人が、環境に責任を持ち、永続的な利用を可能にしていくための行動について考え、深めることができます。
北米で生まれ、既に25年の歴史をもちウトドアサービスを提供する多くの公的機関や大学、野外教育団体、環境教育団体、民間事業者などで実施されています。アジア、太平洋地域各地でも活用され、ますます広まりつつあるプログラムです。
Leave No Trace Japan https://lntj.jp
Leave No Trace Center of Outdoor Ethics(USA) https://lnt.org/
Leave No Traceの特長:
ミニマムインパクトの考えに基づき、「あれを、これをやっちゃいけない」ではなく、「どうしたら自然へのインパクトを最小化できるか?」考えます。
ティーチングは、さまざまな状況での自然の中での行動について、科学的根拠も学びながら、自ら考え議論する、ワークショップ形式を基本としています。
キャンプや登山など、様々なアウトドアプログラムの中で、参加者の行動基準として取り入れることができます。
トレーナー資格を取得する価値:
Leave No Traceの原則を理解することで、管理する施設や、主催するツアー、イベントにおいて、自然に対するインパクトを低減することができるようになります。
また、ティーチングスキルを身につけることで、参加者や顧客に、ミニマムインパクトの重要性と手法を効果的に伝えることができます。
トレーナー資格を持つ個人は、Leave No Traceアウェアネスワークショップを開催することができます。
また、所属する団体が、Leave No Traceとパートナーシップを結ぶと、ロゴを使用することができます。
こんな方におすすめです!
・プロガイドの皆さん(登山、ラフティング、SUP、ツリークライミング etc…)
・キャンプ場、スキー場、ビジターセンター、山小屋など、アウトドア施設のスタッフをする方
・メーカー、メディアなど、現場ではないところでアウトドアを仕事とされる方
・お仕事やボランディアで、野外教育に関わる機会のある方
・キャンパーを含む全てのアウトドアユーザー
ジャンル、フィールドを問わず、仕事としてアウトドアに関わる方はもちろん、ユーザーとして環境にダメージを与えないようスキルアップしたい!子供たちにきちんと環境保護について伝えたい!という気持ちがある方は、身につけておいて、間違いないスキルです。
パートナーシップを視野に入れている企業の皆様にも
Leave No Traceは、アウトドア企業のブランディングにも最適なツールです。
アウトドアのギアを販売する際、ユーザーがそのギアを使う時、フィールドを傷めないようデザインされているか。販売と啓蒙をセットにした企業活動ができているか。これからは、ユーザーが企業を評価する基準になっていくでしょう。施設についても、全く同じことが言えます。
Leave No Traceとパートナーシップを結ぶと、そのリソースを自社活動に活用していくことができます。(アメリカでは、非常に多くのアウトドアブランドがパートナーとなっています。)
Leave No Trace Japanは、2021年の正式な日本法人設立を目指し、準備中で、現在パートナー企業を募集しています。
まずは担当社員の方がトレーナー資格を取り、パートナーシップについて検討していきませんか?
本コース開催趣旨:
南信州、および日本のアウトドアフィールドにおいて、すべてのユーザーがモラルを持って行動できる状態を、共に目指しましょう。
LNTトレーナーコースでは、参加者の活動フィールドが多様なほど、多角的な議論になります。
資格内容の習得はもちろんですが、ジャンルを跨いだ、全てのアウトドアの現場で働く方、ユーザー、メーカーやメディの方々が、
出会い、語り合い、相互に理解し、仲間になることに、主催側もエネルギーを注いでいきたいと思っています。
定員: 最大20名
応募締め切り: 10月14日(定員に達し次第、その前でも締めきる可能性があります)
コーススケジュール:
岡村泰斗氏 Ph,D.
Backcountry Classroom. Inc. 代表取締役CEO:
野外教育のプログラムサービス、指導者養成、研究開発を通じて、野外教育の質の向上と社会的ステイタスの確率を目指す企業です。
国際団体であるWilderness Education Associationのブランチであり、Leave No Trace Center for Outdoor Ethicsとパートナーシップを提携し、国内でウイルダネス教育の普及と指導者養成を行う団体です。
アクセスについて
こちらをご覧ください。基本自家用車でお越しください。
公共交通機関でいらっしゃる方は、高速バスが便利です。送迎いたしますので、必ず、申し込みフォームにその旨をご記入ください。
バスタ新宿→(飯田行き)松川バス停下車(14:50ころピックアップ)
名駅バスターミナル(飯田行き)→飯田駅前下車→JR飯田線→伊那大島駅(15:00ころピックアップ)
宿泊について
テント持ち込み、コテージ(2〜5人でドミトリー形式)から選ぶことができます。
寝具レンタルは別途料金がが必要になります。布団:1,500円/日 寝袋:1,000円/日
感染症予防対策について:
食事、宿泊など、通常通り予防対策を実施します。
参加者は、参加前1週間は基本的に3密空間を避け、自主的に隔離した後でご参加ください。
ガイドラインは別途、申し込み後に配布いたます。
参加規約詳細:後日、申し込み後に配布いたます。
”Leave No Trace”の講習を実施するためには、野外救急法を習得している必要があります。同様の資格を修了していない方のために、今回、継続して講習を用意しています。