2021 年 四徳温泉キャンプ場の会員❝むらびと❞を募集します

ご愛拶

いつも、四徳温泉キャンプ場に心寄せてくださる皆様、ありがとうございます。

”むらびと”制度は、このキャンプ場を気に入っているお客様が優先的に予約ができる会員制度であり、また、このキャンプ場を愛してくださる方のコミュニティです。

ゆるやかな、心ワクワクする、あたたかい、”つながり”を持ちながら、キャンプライフを楽しみましょう!

現代のキャンプブームの根底には、そして向かう先には、何があるのでしょうか?

コロナ状況下の日本や東アジア諸国では、ますますそれは進み、より多くの人がキャンプをするようになりました。

私たちは、それはやはり、現代の日本人の生活が、バーチャルやテクノロジーが進歩する一方で、自然との繋がり=本来の人間らしさ、を日常の中で感じられなくなってきてしまったことが背景にあると考えています。

キャンプをすることは「人間の原点を再確認すること」ではないかな、と思います。

人間とは自然の一部として、自然から恵みをいただいて生きてきたもの。そして小さな社会(=むら)を作り、互いに助け合って喜びを分かち合って生きてきたもの。

焚き火や野営などの個人対自然の関係性の回復はもちろん、一歩進んで、生の人間と人間のつながり、自然の中で分かち合う喜びも、とても大切な「人間性」だと考え、共有したい。

だから、“むらびと”は、ただの会員制度ではなく「森に集う人々のコミュニティ」=「心のむら」をイメージしています。キャンプの延長上で、自然とつながり、人ともつながり、ふるさとのようなコミュニティができる。それもまた、きっと、「とても人間らしいこと」なのではないでしょうか。

地球上で、自然の中に住んでいる人たちほど、共に生きる人々との、そして自然との心の繋がりを大切に生きています。しかし現代では、そういった感覚はますます希薄になってきています。”むらびと”の仲間は、それを補ったり、その良さを思い出したりする場所でありたいと思っています。

キャンプ場に足を運んでいただき、”むらびと”同士と再会を喜ぶのもよし、スタッフや、地元中川村・大鹿村のゆかいな人々と交流を楽しむのもよし、お隣のキャンパーさんに声をかけて、友達になるもよし。

「ただいま!」「おかえり!」「元気だった?」そんな風に声を掛け合える仲間の輪を広げていきましょう!

今年も皆さんに会えるのを楽しみにしています!

四徳温泉キャンプ場  スタッフ一同

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こんな方におすすめです!

  • 四徳温泉キャンプ場に、唯一無二の魅力を感じていただける方。
  • 四徳温泉キャンプ場に、毎年1回は必ずキャンプに来たい方、もしくは1年に何回でも来たい方。
  • 子どもが大きくなるまでに、なるべくたくさん自然体験をさせたい方。
  • 「休日を森で過ごすことはとても豊かなことだ」と思う方。もっと森と関わりを持ちたい方。
  • ”むらびと”というフレーズに惹かれる方。キャンプの目的として、個人的な野営だけでなく、人々と出会い、歓びを分かち合うこと(=”むら”の体験)もありだなぁ、と思う方。
  • 環境問題、エコビレッジ、循環的なライフスタイルに興味があり、実践者たちと出会いたい方。
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❝むらびと❞の特典

  • 1月20日以降、いつでも1年分を予約できます。一般のお客様は2ヶ月前からの予約なので、確実に予約が入れられます。
  • 5回分の温泉入浴が無料になります。年内に3回以上来場すると、3回目以降は同居のご家族に限り全員分の入浴が無料です。
  • 今年より貸切温泉の場合は、無料カードを使った場合も貸切料(1000円)が発生しますのでご注意ください。
  • 季節のお便り(メルマガ)が届きます。イベント情報、最新のキャンプ場の状況などをお知らせします。
  • 会員のためのイベント”むらびと祭り” に参加できます。

2021年❝むらびと❞募集要項

申し込み開始:2020年12月
年会費:3,500 円(ご来場時にお支払いいただきます)
有効期限:1年間
会員申込資格:四徳温泉キャンプ場にご来場したことがある方
定員:達し次第締め切らせていただきます

申し込みフォーム

❝むらびと祭❞

2019年9月14-16日に、”第1回むらびと祭”が行われました!

*2020年第2回は台風で中止に。

2021年”むらびと祭”は10月9日を予定しています。

むらびと祭は、「むらびと」と呼ばれる、四徳温泉キャンプ場の会員が集まる、年に一度のむらまつり的イベントです。
 
初回の2019年は、「森とつながろう」をテーマに、
自然とつながっている人間本来の暮らしを体験するべく、
火、水、食材の源を、すべて森からいただきながら、
みんなで大野外料理に挑戦しました。
 
朝は、まず、子ども達と森の枯れ木を伐採し、森の手入れ。
丸太をみんなで運んで、キャンプファイヤーと料理をはじめよう。
食材は、この森で猟師さんが獲った、鹿肉、イノシシ肉。
それと、水源地であるこの森の恩恵を受けているお米と野菜。

夕方には、地元の農家さんも、きこりさんもやってきて、みんなで「いただきます!」

まるで、絵本の「ぐりとぐら」のような、でっかい鍋で作った100人前のパエリアを、みんなで火を囲んでたいらげ、むらびとたちは大人も子どもも、大はしゃぎで、夜更けまで楽しみました。
 
キャンパー同士、「環境に優しいあらいもの」がどうできるか」を学び合ったり、
地元の木こりさんと「木を植えるだけでなく、使うことの大切さ」への気づきを語り合ったり。
「森を守り、水の質を守ることが、自分たちの食べるものを守るんだ」ということを実感しました。
 
その恵みのありがたさを感じ、豊かさを祝い、繋がりの中で祭りを行うことができました。
 
キャンプ場のファン感謝祭であり、環境教育であり、コミュニティ作りでもあるこのイベントは、私たちが、キャンプ場を経営する上で一番大切にしている、
 
 「都会の人も、田舎の人も、一緒に、
    この列島の、山、川、海の豊かな繋がりを、守る。
       そして、それこそが、最も大切にされる社会を作っていく」
 
というイメージを共有できるイベントとして、これからも続けていきたいと思います。
 
みんな、ありがとう!!!
 
https://www.youtube.com/watch?v=reEjgOc_Wi8&feature=youtu.be
 
むらびと祭2019 2019/9/14-16
 
“むらびと”のみなさんと、そのお友達: 86人
キャンプ場スタッフ: 10人
 
参加してくれた地元の方:
農園 くさむら 永田さん 誠斗くん (自然農場)
大島農園 大島一家 (有機農場)
斎藤さん (林業家)
イエルカさん 悦子さん
ぜんべさん
 
野外調理:
旅する料理人 三上奈緒さん(Edible shcool yard)
 
写真撮影: かめちゃん
動画撮影制作:Takashige Daisuke